『僕は迷えない。迷いなんかない。』
「いつか離れなきゃいけないのはわかってる。こんなにモモタロスたちが消えるのが嫌なのに、それでも、この時間を守りたいって思ってる」
良太郎は「運」は悪いですが、決して「弱い」わけではありません。
イマジンが4体(5体ですね)も付くという「運命」をするっと受け入れてしまう良太郎のどこが「最弱」なのか。
「電王」は脚本家や、プロデューサーの方がおっしゃるように良太郎の成長ストーリーではないのです。
それは初回からずっと貫かれてます。
「迷い」のない人間はいません。
でも、その「迷い」に「迷う」ことのないのが「良太郎」だと思います。
それを、ちゃんと表現しているのがこのVOL.11です。
ここからラストの向けて一気に話が進みます(だから、一年じゃ無理って言ったのに・笑)
「ゼロノス」の哀しい存在を象徴するかのように夕陽を背に立つ姿。
かっこよく戦えればいいはずだったのに、いつの間にか、良太郎のことがとても大切に思うイマジンたち。
良太郎や侑斗とともに戦うことは、自分たちを消してしまうこととわかっていながらも
ともに過ごした「時間」を、良太郎の「時間」を守りたい。
怪人なのに(笑)何でしょう?この漢前度。
キングライナーで良太郎を待ち伏せした時のモモタロスを、
「ぎゃあーーー!なんだこの漢前!かっこいいーーー!」と叫んだのは私だけではないはず(^^)
電王ファンならば、絶対に持っていないといけない1枚です(^^)